テープ起こしで何が大変かといえば、僕にとってはやはり一番はタイピング。ブラインドタッチで速記者のようにキーボードを速く、そして間違えなく打つことができるのならば、テープ起こしもこんなに苦労しないのかもしれない。
ちなみに僕のキータイプの速さは、そんなに遅くはない……と思う。もちろん、キータイピングのプロと比較したら、かなり遅い部類に入るだろうが、一般的に仕事でパソコンを扱っている人と比べたら、やや速いほうだと自分では思っている。
しかし、テープ起こしとなると話は別だ。耳で音声を聞きながらタイピングによって文字に起こしていくため、集中力が必要だ。なので、頭も眼も疲れる上に、指も疲れる。それは年を取るにつけ、ひどくなっている。
仕事としてテープ起こしだけをやっているのであれば、それなりに上達もしようものだが、メインの仕事の合間に、たまに入るテープを起こしをしているものだから、その上達速度はゆっくりとしたものだ。
また、自分が出ている場で録音されたものならばテープ起こししやすいが、自分がいない場であったり知らない人の音声を、しかも複数人のものを起こすとなると、本当に苦労する。ましてや、録音状態の悪いものだとなおさらだ。
そんなこんなで、自分でキーボードを打たずに文字にしてくれる「
ドラゴンスピーチ11 Lite 日本語版
」は、本当に楽だ。もちろん多少の修正は必要だが、自分の声の認識率を上げるためのトレーニングをすることで、かなり精度が上がった。自分でキーボードを打つより、速くて楽。もう、ドラゴンスピーチを使わないテープ起こしには戻れない。
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